自動はかりのひとつである自動捕捉式はかり（自動重量選別機またはウェイトチェッカー）は、製品をコンベア―で搬送しながらその質量を計量し選別するはかりです。

製品の量目不足や欠品を発見し不良品を除去する目的で使用されていますが、使用環境によっては、メーカーのスペックどおりの精度が期待できない場合があります。

それにより、現場で使用する自動捕捉式はかりが、事業所の要求する精度を維持しているかどうかを確認する作業が必要となるところです。

そこで、日常管理のなかでExcelの機能を活用することにより自動捕捉式はかりを校正して、計量値の誤差と不確かさ求める方法を紹介します。

現場において約5分程度でできる簡便な方法で、計量のトレーサビリティの確保も可能です。